ダビンチコード

 亮ちゃんがwebで取り上げる前から読みたいと思っていましたが、この本やたら高いんですよね。いつか文庫になったら買おうと思っていたんですが、思いのほか早く文庫になってくれて助かりました。映画に間に合ったよー。
 実はノンフィクションだとばかり思っていたんですが、なんだミステリー小説だったんか…。
 ダビンチにはちょっと興味があったのでサンタ・マリア・デレ・グラーツィエ教会の「最後の晩餐」もルーブルの「モナリザ」「岩窟の聖母」そしてナショナルアートギャラリーの「岩窟の聖母」も本物を見に行きました。でも絵の解説員も音声ガイドもそんな「裏」の話をしてくれるはずもなく、「最後の晩餐」にいたっては「これ女性ですよね」という質問に「ヨハネはとても心の優しい人だったので女性のように描かれています」なんて説明で逃げられちゃいましたがな。
 学生時代キリスト教の学校ですごしたワタクシですが、事あるごとに宗教学の先生である牧師さんと意見が対立し、宗教学めちゃ悪い評価でした。なんかねぇ宗教に一生懸命な人を見ると茶化したくなる悪い癖がるんですよね。でも彼がこの本を読んだらどう思うんだろう。いやまず読まないだろうなぁ…。これはやっぱりキリスト教を信じる人にとってはショックな内容なんでしょうね。この本に関する番組が来月ケーブルTVであるらしいので、ちょっと楽しみです。